それは、とろけるほど暑い夏のある日。小さくも大きな出会い。

ウチの前の公共駐車場で車を見つけ、たまたま言葉を交わしたことから物語が始まる。

その方を”Kさん”と呼ばせていただこう。

 

Kさんは、大阪から初めて小豆島に来られて、その車中泊も7泊目となり、それが最後の日だった。

後に、70代後半とお伺いしたが、そうは見えない若々しい風貌。

 

駐車場の掃除をしようと出たところ、車中泊らしき車を発見。

「すみませんが、お掃除させてもらいます。」と声をかけたところ、無反応。

(無視でやり過ごすタイプの人かな)と思い、無許可で掃除を開始。

 

しばらくすると、「ここに車を置いといても大丈夫ですか?」と声をかけてもらう。

僕の「波にも負ける貧弱な声」が届いていなかっただけだったと知る。

そこから会話が弾み、また改めて夜に伺うことを約束。

 

片づけが終わり、Kさんのところへ向かう。

Kさんの最大のおもてなし、焼きそばと焼酎。

かたや僕はお客さんがいらっしゃったが故に、何もおもてなしができず。

申し訳なさを抱きつつ、Kさんが作ってくれた焼きそばを頂く。(本来はKさん用だったのに。)

 

ベーコンとキャベツが入って、少し焦げた焼きそば。

それは、今まで食べたどんな焼きそばよりもおいしく感じた。誇張でなく。

 

「最近の若者は・・・」という決まり文句を受け流しつつ、1時間ほどが経った頃、焼酎をビールで割り出す。

「これがうまいんや」とのこと。(笑)

当然のように、有難くいただく。

 

この辺からお互いに酔いが回りだし、ついには終わりの時が近づく。

Kさんは明日朝イチのジャンボフェリーで、神戸港へ渡るらしい。

 

初めての小豆島。

悲しいかな、感想は「暑かった。」それに尽きるとのこと。

それは、小豆島に限った話ではないと何度も主張した。

 

ちゃっかり営業もしたものの、果たして”たまらんぐらい暑い”小豆島へまた来てくれるだろうか。

蜃気楼のようにぼやけるその記憶を噛みしめて、今日も暑すぎる夏をやり過ごす。

 

 

要するに、暑いです。

こんにちわ。和遊ハウスです。

 

こんな物語があったので、書いてみました。

出会いというものは不思議なもので、「一期一会」とはよく言ったものです。

一つ一つの出会いに感謝しながら、この”暑苦しくも忙しい、束の間の夏”を乗り切ろうと思います。

 

Kさん、ありがとう。また会いましょう!

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